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かすみのスピリチュアル・ジャーニー

かすみのスピリチュアル・ジャーニー

33.幸せを感じて生きるには(1)

【幸せを感じて生きるには】

 うつがよくなったからと言って、毎日の生活で、
嫌なことがひとつも起こらないというわけではない。

 幸せな気分を保つために、私がやっていることを
少し紹介したいと思う。



1. 幸せになる、と決める



 幸せになると決めると言っても、決めただけで幸せになれるの?と
思われる方もいるかもしれない。

 しかし、この決意が重要なのだ。

 うつの時は、幸せとは全く反対の状態だった。自分が苦しいのは
どうしようもない、憂鬱な気分は自然になるのだから・・と思っていた。

 自分の落ち込み、感情、考えは、自然にわくものだから、
自分には何もできないと思っていた。

 しかし、そうではないと分かった。落ち込んだときの態度、考え方、
行動は選べるのだ。

 落ち込んだときに頭をしめている考えをチェックして、別の考え方の
可能性を探すこともできるのだ。

 うつになっている人は、考え方が偏っている。

 物事の見方、焦点の当て方が、自分を責める方向にばかり
いっているのである。

 自分が苦しくなるような考え方ばかりしているのである。

 そのことに気づいて、自分で「幸せになる」と決めたら、どうなるか。

 それが正しいかどうかではなく、「幸せを感じるため」という観点から、
世界への見方を変えていくのである。

 たとえば、仕事で失敗してしまったとき。
「私には仕事の能力がない」と考えて落ち込んできたら、
「誰だって失敗はする。別の部分では、ほかの人にはできない、
こんなことができている」と考え直す、つまり、言い聞かせる。

 「私は、仕事のでき不出来に関係なく、価値がある。
すべてがうまくいっているのだ」と言い聞かせるのだ。

 そう思えなくてもいい、形だけでもいい。

 自分の好きなお友達ならなんと言ってくれるだろうか、と
考えてもいい。

 ショックなことがあっても、幸せに感じたいなら、
「運が悪い」と思うのではなく、その出来事の中にも、
「運がいい」「ラッキーだった」と思えることを探すのである。

 「私は幸せだ。なぜならば~だから」とか、「私は~に感謝している。」と
いう文章を作れるように、物事を見る。

 自分の人生や自分自身の素晴らしさ、自分の命の尊さを意識して
感じてみる。

 自分の人生の素晴らしいところや自分がやれていることに目を向ける。

 ダイエットをするのと同じで、意識して続けないと効果が出てこない。

 「私は幸せに生きると決めたのだ。だから~を選ぶ」、
この繰り返しである。

 ほっておいたら、今までの自分を批判する考え方に戻ってしまう。
(私自身、何度も繰り返しながら、チャレンジの毎日だ)

 幸せを感じることを、最優先に考える。
 
 こうしないとどう人から思われるか、とか、正しいか
間違っているかではなく、体や心が気持ちよく感じることをするのだ。



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